【ご報告】関西の女子大での講義(5/23)

5月23日(月)に、当相談室代表おいかわが、関西の女子大で授業を行いました。
対象は大学1〜4年生60名です。

夫婦問題の実例を紹介するとともに、グループワークを行いました。
グループワークでは、「大切な人にどんなことを言われたりされたりしたら嫌だと思うか」、「それ(嫌だと思う気持ち)を相手に伝えるときどう伝えるか」、また、「お互いに尊重し合えている、信頼し合えていると感じる言動とはどのような言動か」など、現実に起こり得る場面を想像しながら、意見交換をしてもらいました。

この授業は、当相談室に関心を持ってくださった家族社会学の研究者の方からのお声がかりで実現したものです。
若い方々との交流は、おいかわがかねて望んでいたことでしたので、その機会に恵まれ、とてもワクワクした気持ちでこの日を迎えました。
講義では、おいかわが、日頃から若い方々に伝えたいと思っていることをお話ししました。
それは、結婚する前に知っておいていただきたいことや、自分自身が若い頃に知っておきたかったことなどです。

グループワークでは、とても活発に意見交換が行われました。
他の人の意見に共感したり、自分とは異なる感じ方、考え方に触れることで「気付き」を得られたりしている様子でした。
最後に、おいかわから、「『結婚』に対する価値観の変化」、「大切にしたい価値観や考え方」についてお話しさせていただきました。
合わせて、事前アンケートで学生の皆さんからいただいた質問にもお答えしました。
初めて大学で授業をさせていただきましたが、学生の皆さんがとても熱心に話を聞き、ワークに取り組んでくださったことに感銘を受けました。
講義後の感想では、「相手と良好な関係を築くには互いの言動を見直し、改善していくことが大事なのだと思った」、「結婚する前に、自分が大切にしている価値観や、結婚相手に求める譲れない条件を考え、把握しておくべきだということは勉強になった」などのお声をいただきました。
皆さんが、自分の身近な問題としてとらえ、様々な気付きがあったことが分かり、大変嬉しく思いました。
今回の講義が、学生の皆さまの、今後の人生の様々な場面でお役に立つことを心から願っております。
最後になりますが、貴重な機会をくださった研究者の方に、深く感謝申し上げます。

 

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